ノースカロライナ州大学サッカーキャンプ 2017 (1)

ノースカロライナ州のNC State大学のIDキャンプに参加したKTくん(京都府・高校3年生)

【自己紹介】

ーー 沖縄県出身。現在立命館宇治高校IMコース在籍の3年生で、ASラランジャ京都のU18アカデミーチームでキャプテンをさせてもらっています。

同時にASラランジャ京都のトップチームの練習生としても受け入れられてくださり、アマチュアの大人の方々と混ざってサッカーをさせてもらっています。

高1の時にインディアナ州に留学した経験があり、一学年アメリカに住んでいた経験もあります。

アメリカの大学サッカーキャンプに参加しようと思ったきっかけは?】

ーー きっかけは高1の時にアメリカに留学した時の出来事で、地元のサッカーチームに入団した時に、コーチやチームメイトなどに "大学で君ならNCAAのDivision 1か2の学校目指せるよ" と言われたことです。元々大学でサッカーをする予定はあまりありませんでしたが、この機を境に高いレベルで、かつ良い環境でサッカーを続けたいなと強く思うようになり、このキャンプを参加することでより将来のビジョンが見えるかな思い参加しました。

 また学業面においても、アメリカの大学の高いレベルで経営 (具体的にいうと国際経営を最も志望) を学びたいと以前から思っており、調べれば調べるほど行きたくなりました。このキャンプを通してスポーツ奨学金などの援助をもらい良い大学に行きたいと思ったのも、もう一つこのキャンプを参加しようと思った理由です。

【キャンプに参加して、サッカーの印象と、自分の何が通用して何が足りないと感じた?】

ーー サイドバックを主にプレーしており、このキャンプを通し、まず自分の持ち味として勝負をした運動量・スプリントの速さといったフィジカルの強さがガタイの良い選手や黒人の選手相手にも通用しました。また自分の特徴である攻撃参加も頻繁に行い、チームのチャンスシーンに度々絡むことができました。

一方、このキャンプでは勢いに乗った選手を止めることができなかった場面が数回あり、今まで対応してきた1対1のあり方を改めて考え直し、今後足腰でしっかり対応できるよう帰国後に体幹トレーニングなどを通し下半身のバランスを鍛えたいといけないなと痛感することができました。他にも、コーチから判断の速さを向上するよう指摘されたので、具体的に攻撃参加時によりスピーディーに攻撃を展開できるよう頭のキレもつけないとなと感じました。

全体の印象としては、周りの選手はあまり足元の技術があるわけではありませんでしたがほぼ全員の選手がやる気に満ち溢れアグレッシブに果敢にプレーし、時にチームを盛り上げたりしていたので、彼らの全力で気迫溢れる姿勢が改めて自分もこれぐらいやらなと気づかせてもらいました。

 

【サッカー以外の生活で何が思い出に残っている?】

 

ーー サッカー面以外においてキャンプ中に気づいたことは周りの外国の選手の揺るがない自信です。どの選手も自分を全面的にアピールし、(謙虚かそうでないかという問題ではなく) 俺は上手いという強い自信を強くアピールし僕もその彼らの自信を強くズシンと感じました。

ただそれが彼らの心により火をつけ心に余裕をもたせている感じがし、彼らの燃えている姿勢に圧倒されました。別の言い方をすると、彼らの自信は彼らの思考をポジティブシンキングにさせていて、精神的に彼ら自身をヘルシーにしているんだなと思いました。

僕自身、時に大丈夫かなと不安や心配になる場面がありますが、彼らの強い自信を見習い、自分を奮い立たせる上でおいても自信は大事なことであり自分自身の体に染みつかせていかないといけないなと思いました。

 

【今回のアメリカ滞在を通じて、今後日本に帰ってから何をすべきだと感じた?】
ーー やはりアメリカの大学は文武両道が当然の条件なので、まず学校生活において今後もしっかり成績をキープしつつ積極的に課外活動などにも参加していきたいです。同時に、入学するために興味のある大学の徹底リサーチを続け、コーチやアドミッションの方々とのコンタクトを自らどんどんしていき、最終的に両親に出来るだけ負担のかからないよう良い条件で大学に行けるよう準備します。サッカー面においても、今回のキャンプでコーチにアドバイスしてもらった点を改めて復習し、より向上して良い選手になれるよう練習や試合を一つ一つのプレーを考えながらやりプレー後見つめ直しながら次に繋げより良いプレーができるよう日々取り組んでいきたいと思います。
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